不正改造について

自動車交通の安全を確保するため、我が国では道路運送車両法を
はじめとする各種法令が定められており、特に自動車の規格・
構造などの細目については、同法の規定を受けた省令である道路
運送車両の保安基準によって厳格に定められています。
                                                    

不正改造とは、このような厳格な規定のある保安基準に違反して、ウインカーなどのライト(灯火)を故意に取り外したり、緊急車両の指定を受けていないのにパトカーとまぎらわしい赤色灯をつけたり、スプリングを切断して最低地上高を下回るまで車高を低くしたり(いわゆるシャコタン)、前面の窓ガラスに運転席が見えないような透過率の低いフィルムを貼り付けたりするなどしたものを指します。
この保安基準に適合しない自動車は、安全性に問題があるとして公道を運行させることはできず、整備不良の部品などを修理して再び保安基準に適合させない限りは車検証の交付を受けることもできませんし、道路交通法には別に整備不良車両の運転禁止規定があるため、違反すれば懲役または罰金刑に処せられます。
                                                                            

保安基準の範囲内で合法的に自動車の一部を改造する場合には、
構造変更申請をして、車検証にその旨を書き入れてもらう必要
がありますが、市販のエアロパーツへの換装など、保安基準を
満たす範囲内でメーカー純正パーツ以外の部品に交換したなど
の場合には、軽微な構造変更とみなされますので、特に車検証
の記載を変更する必要はありません。

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